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配列を利用するには、まず配列型変数を宣言します。

配列型変数は、参照型変数の１つです。

配列型変数がメンバ変数として宣言されている場合は、デフォルトでnullが代入されています。

配列型変数がローカル変数として宣言されている場合は、デフォルトで初期化されません。

また、暗黙的または明示的にnullが代入されている場合は、その配列の要素にアクセスしようとすると、実行時にNullPointerException例外が発生します。

配列を生成するには、new演算子を利用します。

要素数（インデックス数）には、その配列が扱う要素の数を指定します。
要素数は、一度指定したら変更することはできません。

サンブル（int型の5つの要素を持つ配列の生成）

int a[] = new int[5];

// 2行に分けて記述する場合
int a[];
a = new int[5];

配列の要素数の指定は、通常int型の整数リテラル、int型の変数で指定しますが、 byte型、short型、char型の値や変数を利用することができます。

new 演算子を利用して配列を生成した場合、配列のそれぞれの要素には自動的にデフォルト値が代入され初期化されます。

配列の要素の初期化は、配列型変数がメンバ変数であってもローカル変数であっても必ず行われます。

配列を生成する場合にnew演算子を使わず、直接、配列の要素の値を指定して初期化を行うことができます。

直接、配列の要素の値を指定することによって、要素数を指定する必要がなくなり、コンパイル時に自動的に要素数が計算されます。

サンプル

int [] a = {10,20,30,40.50};

int [] a = new int[] {10,20,30,40.50};

上記の２つは、同じものになります。

配列の要素数は、legthというメンバ変数を利用して取得できます。

配列型変数[要素番号]

最初の要素番号は0

Javaでは、配列の要素に配列型変数を指定することができます。

２次元の配列を作成する場合には、２次元目の配列の要素数を１次元目の配列の要素数ごとに変えることができます。

配列には基本データ型の値だけでなく、参照型のオブジェクトを格納することができます。

その際、格納するオブジェクトはnew演算子を利用してあらかじめ生成しておく必要があります。

参照型の配列の宣言、作成、初期化の方法は、基本データ型を基本的は、同じです。