Android -データ保存-
データ保存の方法
Androidには、5つのデータ保存の方法があります。
保存するデータの容量や形式、そのデータに対する他のアプリケーションのアクセス権限など。データの 保存の要件によってどの保存方法を利用するかを選択します。
プリファレンス
Android端末の内部の記憶媒体にキーと値の組み合わせでデータに保存します。
保存するデータ形式やデータ量に制限があるため、設定値など簡易的に保存したい場合に使用できます。
保存データは、そのアプリケーションのみからの利用が可能であり、他のアプリケーションからのアクセスは許可設定がされてなければ、 アクセスすることはできません。
ファイル
Android端末の内部に記憶媒体に、ファイル形式でデータを保存します。
プリファレンスで収まらないようなデータ形式やデータ量の場合に利用します。
保存データは、そのアプリケーションのみからの利用が可能であり、他のアプリケーションからのアクセスは許可設定がされてなければ、 アクセスすることはできません。
データベース
Androidには、「SQLite」というデータベース機能がデフォルトで搭載されています。
データの検索や更新、削除などのデータ操作を行うことができます。
保存データは、そのアプリケーションのみからの利用が可能であり、他のアプリケーションからのアクセスは許可設定がされてなければ、 アクセスすることはできません。
外部メディア
microSDカードのような外部の記憶媒体にファイル形式でデータを保存することができます。
外部の記憶媒体に保存されたデータは、他のアプリケーションや他のデバイスとも共有が可能です。
ネットワーク上のサーバ
Webサーバを利用して、ネットワーク上にあるサーバにデータを保存することが可能です。
WebシステムのデータベースサーバのデータにアクセスするためのAPIが公開されていれば、そのAPIを使用して データを取得したり、保存したり、更新したりすることができます。