Java -while文-
while文
while文を利用すると、条件式がtrueのある限り何度でも処理を繰り返すことができます。
構文
while(条件式){ 処理; }
- 条件式がtrueの場合は、while文内部の処理を実行した後に再びwhile文に戻ります。
- 戻った時点でもtrueの場合は処理を繰り返します。
- 条件がfalseになるまで何度でも処理を繰り返します。
- 処理が1文しかない場合は、中かっこを省略することができます。
- 最初から条件がfalseの場合は、1度も実行されません。
- 最低1回は、実行したい場合は、do~while文を利用します。
do~while文
条件式がtrueかfalseかの評価を1回目の処理の後に行います。
条件がtrueである限り、何度でも処理を繰り返します。
構文
do{ 処理; }while(条件式); //最後に;が必要
break文の利用
繰り返しを途中で終了する場合は、break文を利用します。
構文
while(条件式1){ 処理; if(条件式2){ break; //「条件2」を満たした場合はループを抜ける } }
繰り返しがネスト(入れ子)された構造になっている場合は、最も内側の繰り返しのbreak文として扱われます。
continue文の利用
- continue文は、現在実行中の繰り返し処理を中断して、繰り返しの先頭に戻す場合に利用します。
- break文は、必ず繰り返しを終了しますが、continue文の場合は、while文などの条件式を再度評価して、tureの場合のみ繰り返し処理が続行されます。したがって、条件式がfalseの場合には、continueによって繰り返しが終了する場合もあります。
以下の書式例では、条件式2がtrueであれば、処理2を実行せずに繰り返しの先頭に戻り、条件式1がtrueであれば再度実行、falseであれば繰り返しを終了します。
書式例
while(条件式1){ 処理1; if(条件式2){ continue; } 処理2; }
※ for文でも、continue文を利用できます。