ホーム > Java > 第4章-3 while文

Java -while文-

while文

while文を利用すると、条件式がtrueのある限り何度でも処理を繰り返すことができます。

構文
while(条件式){
  処理;
}
  • 条件式がtrueの場合は、while文内部の処理を実行した後に再びwhile文に戻ります。
  • 戻った時点でもtrueの場合は処理を繰り返します。
  • 条件がfalseになるまで何度でも処理を繰り返します。
  • 処理が1文しかない場合は、中かっこを省略することができます。
  • 最初から条件がfalseの場合は、1度も実行されません。
  • 最低1回は、実行したい場合は、do~while文を利用します。

do~while文

条件式がtrueかfalseかの評価を1回目の処理の後に行います。

条件がtrueである限り、何度でも処理を繰り返します。

構文
do{
  処理;
}while(条件式); //最後に;が必要

break文の利用

繰り返しを途中で終了する場合は、break文を利用します。

構文
while(条件式1){
  処理;
  if(条件式2){
    break;  //「条件2」を満たした場合はループを抜ける
  }
}

繰り返しがネスト(入れ子)された構造になっている場合は、最も内側の繰り返しのbreak文として扱われます。

continue文の利用

  • continue文は、現在実行中の繰り返し処理を中断して、繰り返しの先頭に戻す場合に利用します。
  • break文は、必ず繰り返しを終了しますが、continue文の場合は、while文などの条件式を再度評価して、tureの場合のみ繰り返し処理が続行されます。したがって、条件式がfalseの場合には、continueによって繰り返しが終了する場合もあります。

以下の書式例では、条件式2がtrueであれば、処理2を実行せずに繰り返しの先頭に戻り、条件式1がtrueであれば再度実行、falseであれば繰り返しを終了します。

書式例
while(条件式1){
  処理1;
  if(条件式2){
    continue;
  }
  処理2;
}

※ for文でも、continue文を利用できます。

Copyright © 2018   MitoRoid  All Rights Reserved.