かみなり

あれだけ、すごかった雷も夜明けと共にいなくなった。

雲が猛スピードで移動している。

雷で目が覚めて、ずっと雷雲を眺めながら、以前の仕事を思い出していた。

まだメタルの時代だった頃、通信機器は、雷に弱かった。

電話もネットも不通。。。

山の様な修理依頼。

今日は、帰れるのか? 雷が鳴るたび、いつもビクビクしていた。

雷は、私にとって、緊急出勤の号令だった。

それをこなせた自分は、たぶん心身共に若かった。。。

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