列車の中
毎日の列車で色んな事がある。
前の座席の人、たぶん20代前半ぐらいかな?
若白髪が1本だけ垂直に立っている。またそれが後ろの座席に座っている私から、上部の頭少しと横は、その若白髪1本だけが見える。
その垂直に立っているその白髪が後ろから気になって気になって仕方ががない。
思わず抜きたくなる衝動を押させるのが大変だった。
また、別の日、座席が対面に長く設置してある列車の中、学生がたこ焼きを豪快に食べていた。
時間は、18時過ぎ、お腹が空いている私に香ばしいソースの香りが漂ってくる。
これは、一種の拷問か!
蒸し暑い日が続き、列車の中も冷房がよく効いている。
おじさんが私の横に座った。
そして、すぐに取り出しのは扇子!
扇ぐ扇ぐ!
あの~寒いんですけど・・・ 心の中で叫んだ!
今日の列車は、普通の2人掛けの座席。
おじさんが会釈し、私の横に座った。
ものの5分のしない内に爆睡!
私の降りる駅が近づいても、起きる気配がない!
「すみません」と何度も声をかけたが、起きてくれない!
駅についてしまった。他の人に気づかれないように太もも付近をトントンした。
いきなり目を開けられて、思わずこけそうになった。
列車の中は事件でいっぱいだ~